Lesson2 / Target sentences
can を使ったセンテンスの活動
I can の後に続くのは動作動詞です。実際にジェスチャーをして「できること」を友達にみせることができます。友達はできても自分にはできない・・・そうすることで、"I can" "I can't"を自然にいい分けて使う事ができるようになります。
指導現場では、自由に自分のできること・できないことを体で表現したり伝えたりできる雰囲気作りがとても大切です。
I canの意味の導入 〜canの意味をジェスチャーで理解させる事ができる
誰もができるとは限らないことを体をつかったり小道具を使ってやってみせます。 いろいろな動作を見本にして見せて、「できる」「できない」を問うてみましょう。 Can you do this ?と尋ねられて動作をやっているうちに、子どもたちは徐々にcan の意味がわかっていきます。途中で「できる!」という声が子どもたちの中から聞こえてくることでしょう。
Can you do this?
【低学年】先生が”Can you do this?”と見せる動作は、難しいものからやさしいものへ移行して、最後は全員ができるものにしましょう。
【高学年】低学年より多複雑で難しい見本を示します。 できる人がいた場合は、みんなで讃えましょう。
I can hop.
【低学年】できることをジェスチャーと一緒に文章でいう練習と、そのためのゲームを紹介します。
Can you do this? Yes, I can. / No, I can't.
【高学年】ペアになってお互いにジェスチャーをして”Can you do this?”と聞きあう活動です。
また、特技を披露できる子がいれば、前に出てクラスのみんなに”Can you do this?”とやってみるのもいいでしょう。
Can you whistle? Yes, I can. / No, I can't.
【高学年】文章を読む~使う
※活動で読みを入れる場合は、カリキュラムにフォニックスの指導があることが前提です。
読みの活動では、クラスでこれまで何度も見たり聞いたりして知っている言葉を扱います。
ここでは、”jump”や”swim”などの1語の動詞を扱っており、それをリズムに合わせて読むことで「読める」体験をしています。
書かれた単語が読めない場合でも、フォニックスの音をヒントで聞かせると気づくでしょう。
なお、高学年の放課後活動では、「聞く~話す~読む」を中心に行い、「書く」は家庭学習で推奨しています。