Lesson2 / Target sentences  

like を使ったセンテンスの活動


食べ物や動物、ゲーム、スポーツなど、好きなものを選んだり友達に教えたりすることは楽しいですね。 ここでは、“I like”のあとに続く単語を、食べ物や動物や色など、さまざまなカテゴリから紹介しています。 また、好きなものがあれば当然嫌いなものもあります。 この二つは「対」で同時に指導することが大切です。 子どもたちは「嫌い」のほうにより興味を示すので、嫌いなものを楽しく導入するとスムーズに好きなものが言えるようになります。 指導現場では、自由に自分の好き・嫌いを言える雰囲気作りがとても大切です。


I like rabbits.

【低学年】単語の練習やセンテンスの練習はリズムに乗っておこなおう。 リズムカラオケを使って、速いテンポ~遅いテンポのバリエーションで練習してみましょう。低学年になるほど速いテンポを好みます。


Do you like bananas?

【低学年】I like bananas./I don’t like bananas. の意味を理解したあとの活動です。
Do you like bananas? と聞かれて、Yes, I do./No, I don’t. で答える練習です。
この練習のあとに「コーナーゲーム」ができます。(高学年”Do you like spiders?”参照)

※映像では子どもたちが好きだと思われるものの絵カードだけがならんでいますが、数枚は嫌いだと思われるものを入れたほうが答えのメリハリがついて良いと思います。

Do you like spiders?




【高学年】好き・嫌いのセンテンスを扱う最初の導入部分です。
 *この導入の仕方は低学年にも当てはめ同様に行います。
導入をしっかり行い、自分の答えとしてYes, I do./No, I don’t.が言えるようになった後で「コーナーゲーム」を行いました。

※ここでは、先生が独自に描いた「おばけ」の絵が登場します。(ghostではなくあえて日本のおばけ。) 子どもたちの興味を大きく引き、次の展開をスムーズに運びます。

ゲーム:Caterpillar game

【低学年】向きのゲームです。
(I like pink.など)自分の好きなものを言えるようになってから行いましょう。

人数の多いクラスで行うと楽しいゲームですが、ある程度広いスペースの確保が必要です。

I like../I don't like..の復習&センテンスの読み

【高学年】 絵カードを使った単語と I like/I don’t like の導入が終わった後は、フルセンテンスを黒板に書いて読みの練習に入ります。

センテンスの読みの練習は、リズムカラオケに合わせてテンポ良く行うのが効果的です。
最初は先生と一緒に発話をしますが、段階をふんで子どもたちだけで読むように促しましょう。

フォニックス指導が充実していると読みは難しくなくなります!

ゲーム:Chip champion

【高学年】 “I like ….”と自分の好きなものが言えるようになったら行うゲームです。
また、最後に手持ちのチップを数えるので、0-12の数字を数えられるようになっていることも 必要です。 ゲーム中はいかにたくさんのターゲットセンテンスを使うかがカギです。たくさんのお友達とやりとりできるように指導しましょう。

<子どもの「待つ時間」をつくらない>
チップが早いうちに無くなりそれ以上活動に参加できなくなる子どもが出てきたところで、そのターンは一度終了とし、再度最初からゲームをやります。
このゲームは汎用性がありその他のトピックでも使えます。