【放課後イングリッシュ】ちえりあ会場(5/25)教育サポーター・多門レポート

帯広で放課後イングリッシュ講師となるべく研修に励んでいた私でしたが、3月末に無事講師になるための必要研修時間数を達成し、同時に夫の転勤に伴い家族で道央圏へ転居してきました。4月中は新しい環境での我が子の転校・転園、自分自身の転職などもあり、少し落ち着かない毎日でしたが、長い連休が明け、研修で大変お世話になった榎本先生からの「生活には慣れましたか~?」というありがたいご連絡を機に、道央圏での放課後イングリッシュに関わらせていただくべく、道央圏コーディネーターの 八重樫先生と繋いでいただき、早速ちえりあ会場の見学へ伺わせていただきました。

ちえりあ会場は、道央圏で一二を争う人気会場とのことで、朝から元気いっぱいの子ども達が集まり、賑やかに活動が行われていました。

1、2年生対象のFunコース、3、4年生対象のJoyコースでは、それぞれの年齢層に合わせた「動物」や「色」のワードを盛り込んだアクティビティが繰り広げられました。大型絵本をめくりながら同じフレーズを繰り返す中で、子ども達は英語特有のリズムに触れ、最後のページにたどり着く頃には自然と口ずさめるようになっている。そんな体験を積み重ねた子ども達は、きっと中学生になって英文法を習った時、「あ!このフレーズ!あの時の!」なんて、嬉しい驚きとともに放課後イングリッシュのことを思い出すのでしょうね。

5、6年生を対象としたMagicコースには数組の親子が入会を検討するための見学に来られ、お母さん方が活動の様子を見守っておられました。昨年度から継続して通う子ども達と講師とのリズミカルなやり取りに、お母さん方が目を見張っておられる様子が印象的でしたが、私にとってもそれは同じで、子ども達が生き生きと英語に親しみ、活動を楽しんでいる様子を見るのはとても心地よく、時間があっという間に過ぎていきました。私自身、毎回の研修で活動案を練り、子ども達の前で実践することに四苦八苦してきたため、講師として何年もの経験を積み、子ども達を楽しませるコツや飽きさせない工夫を会得された先生から発せられる一語一句、そしてそれに対する子ども達の反応の一つ一つが学びです。 見学中に見聞きしたことを自分の中で反芻し、ほんの少しでも自分からのアウトプットに反映させられたら…と思います。

以上、見学のご報告でした。夫の仕事の関係で道内を転々とする私にとって、放課後イングリッシュ講師研修で得た知識や経験を、どこに移り住んでも自分のモチベーションと協会のサポートによって活動できるチャンスが得られるというのは何にも変えがたい心の支えです。「この地域に求められていることは何かな?自分にできることは何かな?」と自問しながら、自分自身と我が子にとって住みやすく(ひいてはその地域に住む親子全体にとって住みやすい)、また沢山の人との関わりを持ちながら生活ができる環境を、少しずつ作っていきたいと思います。

研修期間中、十勝圏で私をサポートして下さった皆さんへの感謝と、道央圏でこれからお世話になる皆さんへのご挨拶の気持ちを込めて。

2019年5月  多門理恵

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