オンラインmagic 001-apple 活動報告

NPO教育支援協会北海道の教育サポーター・多門理恵さん(北広島市在住)から久しぶりに現場リポートが届きました!
放課後イングリッシュ_オンラインmagic(高学年向き)についての現場レポートです!

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4月にスタートした放課後イングリッシュのオンラインコースでサポートをさせていただいている多門理恵です。

北海道は5月16日から緊急事態宣言下となり、これまでの感染予防対策に加えて学校行事の中止や延期、公共施設の使用中止に伴う習い事の停止など、子ども達にとってますます辛い状況に、誰もがうんざりしていることでしょう。運動会の練習が始まったばかり、という小学校も多い中で出された宣言に、私自身、二人の子供を持つ親として、本当に心が痛みます。

ここ1年あまり、教育支援協会北海道で行われている小学生向けの様々な放課後活動も、他の習い事やクラブ活動などと同様、活動の制限を余儀なくされる場面が多く、子ども達にとっても、担当講師の皆さんにとっても、そして協会の運営スタッフの方々にとっても試練の日々であったことと思います。

そんな中、オンラインでの放課後イングリッシュを実施すべく、運営スタッフの皆さんがトライ&エラーを繰り返しながら活動環境を整えて下さったお陰で、感染対策を講じた上で行う会場での活動に加えて、自宅PCでの英語活動を選択できる「mix」という新しい学びのスタイルが生まれ、さらに今年度、完全オンラインのクラスである「オンラインmagic」が開講となりました。
緊急事態宣言が出された今は、会場での活動も急遽オンライン開催に切り替えるなどの措置が取られ、子ども達の英語活動の機会が確保されているとのことで、この1年で放課後活動への参加方法の選択肢がグッと広がったことは、本当にすごいことです。ご尽力された皆さんの熱い想いに拍手!です。

さて、5月18日に行われた「オンラインmagic 001-apple」では、コロナに負けず元気いっぱいの5,6年生達が集まりました。オンライン活動経験は体験会を含めても2~3回のはずの彼らですが、zoomの扱いにもすっかり慣れ、「ミュート」にして個別に発声練習をしたり、「ブレイクアウトルーム」でグループに分かれて活動したり、という操作もお手の物。一番オタオタしていたのは、恥ずかしながら私でした。(自宅PCの不具合により、購入したばかりのiPhoneでzoomにログインするのにすっかり手間取ってしまいました。すみません!)
2冊の教材を使用し、Hisayo先生の軽快な発声に合わせてリズムよくフレーズを口ずさんだり、「a」「e」「i」「o」の発音の違いを聞き取りながら自分でも発音してみたり。放課後イングリッシュの良さは「みんなでワイワイやることだ!」と信じている私ですが、それぞれが自宅にいても、画面越しに仲間がいるちょっとした緊張感を味わいながら、自分のペースで発音練習ができる。5,6年生にとってオンラインでの英語活動は、実はすごく効果的なんじゃない!?って、実感しています。今回のテーマは「ご当地の名物」でしたので、みんなの住んでいる町の名物を英語と日本語のmixで披露しあうのが、とっても楽しかったです。

不要不急の外出は控えなければなりませんが、子ども達の放課後活動は要&急です。来週もPCの前で子ども達と交流できるのを楽しみに、心と体の健康を保って元気に過ごしたいと思います。では、また!

2021年5月  多門理恵

*写真は「オンラインmagic 002-banana」の様子です