Vol.13 使う必要があって覚える英語

 海外を訪問すると、「日本人なのに英語が話せるんですね。」と現地の人によく言われます。
「日本人なのに」?
多くの日本人が英語を「話せない、聞けない」が国際的に周知の事実であることに、改めてショックを受けました。
 従来の日本の英語教育は「受験のため」でした。
本来言語習得は、子どもが母国語を学んでいくプロセスを考えるとわかるとおり、耳でたくさん聴く~口で言う~読む~書くとなりますが、日本の英語教育は最初の2つ「たくさん聴く」「くり返し言う」がなく、「読んで書く」が中心でした。
日本には英語を使わざるを得ない場面が少なかったのと、英語を使えなくてもやって行ける環境にあったのです。

 しかし現在、国は日本の英語教育改革を掲げており、「グローバル化の進展の中で、国際共通語である英語力の向上は日本の将来にとって 極めて重要である。」としています。2020年には東京オリンピックが開催され、日本を訪れている外国の方に道案内ぐらいはできる英語力が求められています。
 よく、子ども期の英語学習において「習得する英語は正しい文法と発音でなければならない」と唱える人がいますが、私はそうは思いません。海外でコミュニケーションをとるときに文法が正しく使われていない場合が多いですが、海外の人は間違っていようがどんどん英語を使って来ます。それでも相手の言いたいことは伝わります。大切なのは、言いたいことを伝えようとする態度です。それに消極的ではコミュニケーションはできません。
まずはどんどん使うこと。正しい文法はその気になればいつだって勉強して習得することができます。

 オリンピックと同じ年に小学校英語が教科化されますが、「たくさん聴く・話す」を学校教育だけに頼っていくのでしょうか?
今すぐに放課後イングリッシュで「たくさん聴いてたくさん話す」を実践しましょう。

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