Vol.3 百人一首の教育的効果

百人一首は平安時代の100人の和歌を一首ずつセレクトしたものです。

今では家族で百人一首をする家庭はほとんどなくなりましたが、地域子ども教室である「放課後てらこや」では、そういった日本の伝統文化を取り入れています。

北海道の小倉百人一首の取り札は下駄などの材料になる「ほおの木」を原材料にした木札です。ただし、取り札だけが「木札」で、読み札は紙製という組合せになっています。木札の由来は、北海道の開拓者にとって当時紙は高価で貴重なものであって、遊びの道具であるかるたは船や建物などを作った時に出る板切れで十分間に合ったからではないかと推測されています。木札は特徴的な変体仮名で書かれており、最初のものは全て各地の能筆家による手書きのものが用いられていたそうですが、現在では印刷されたものになっているそうです。(「北海道地域限定かるた」より)

難しくて意味も分からないものを覚えさせるの?と思われるかもしれませんが、
まったく問題ありません。逆に、小学生時代にぜひ取り組んでおきたいものの一つです。赤ちゃんの言語習得プロセスのように、耳から入った言葉を覚えるのが先、意味は後でいいのです。百人一首を暗唱した子どもは、国語力が向上すると言われています。中学や高校で習う古文・漢文にも抵抗なく取り組めるそうです。

なんといっても、日本語の美しい言葉を知り、教養や知性がみがかれます。

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